DMで初めて送る挨拶例文のまとめ|株式会社エフエムディービー

更新日:2025.04.23

ダイレクトメール(DM)を初めて送る際、思いのほか重要になるのが「挨拶文」です。

たった数行の文章で、相手の心を引きつけられるか、読まずに捨てられてしまうかが決まることもあります。

 

本記事では、新規顧客や休眠客、既存顧客それぞれに向けたDMの挨拶文例や、効果的な書き方のポイントをわかりやすく紹介しています。

また、コピペで使える例文や、季節感を取り入れた挨拶文も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ダイレクトメールの挨拶状・挨拶文

 

目次

DM挨拶文の重要性と効果… 2

DM挨拶文の役割… 2

挨拶文でDMが読まれやすく. 2

一般:DM初めて送る挨拶文の例文.. 3

新規顧客への例文.. 3

休眠客への例文… 4

既存顧客への例文.. 5

季節別:DM初めて送る挨拶文の例文… 7

春向けの例文… 7

夏向けの例文… 7

秋向けの例文… 8

冬向けの例文… 8

効果的な挨拶文を書くポイント. 8

読み手を引き込む表現.. 8

売り込みを避ける方法… 9

季節感を出す言葉… 9

追伸で効果を出す書き方… 9

まとめ… 10

 

 

DM挨拶文の重要性と効果

DM(ダイレクトメール)において、挨拶文は単なるマナーではありません。

この章では、挨拶文が読者の心をつかみ、本文への導線となる重要な役割を果たしていること、そしてDM全体の成果に直結するポイントについて詳しく解説します。

DM挨拶文の役割

DMに挨拶文を同封したり、企画デザインに組み込んだりすることは、DMターゲット読者の関心を引きつけ、本文へと自然に誘導するための大切な役割を担っています。

たとえば、初対面の営業担当者が自己紹介から商談を始めるように、DMもまずは相手に親しみを持ってもらうための挨拶が不可欠です。

挨拶文によって「このDMは自分にとって読む価値がありそうだ」と感じてもらえるかどうかが、DM全体の反応率を左右するといっても過言ではありません。

 

挨拶文でDMが読まれやすく

どれほど魅力的なオファーが書かれていても、冒頭の印象が悪ければ読まずに捨てられてしまうリスクが高まります。

逆に、丁寧で親しみやすい挨拶文があれば、読み手は自然と本文へと進んでくれます。

特に、「自分にだけ向けられている」と感じさせる一言や、時候の挨拶をいれるなどの工夫が、DMの読了率を大きく高めるポイントです。

挨拶文は、最初の数行でDM全体の印象だけでなく、その成果まで大きく左右することを意識し、慎重に作成していきましょう。

 

 

一般:DM初めて送る挨拶文の例文

初めての接点となるDMだからこそ、相手に好印象を与え、自然な関心を引き出す挨拶文が求められます。

この章では、新規顧客に向けた挨拶文のポイントと、すぐに使える実例を紹介します。

新規顧客への例文

新規顧客に向けて初めてDMを送る場合は、挨拶文についても特に慎重な言葉選び、表現が求められます。

突然の連絡であることを詫びつつ、礼儀正しく自己紹介を行い、相手に安心感を与えることが大切です。

また、相手にとってどんなメリットがあるのかをさりげなく伝えることで、初めての相手から興味を引く工夫も忘れずに行いましょう。

 

※例文①<BtoB向け>

————

〇〇株式会社
ご担当者様

 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは突然のご連絡、失礼いたします。

私たち〇〇株式会社は、■■(業界・サービス内容)に特化した支援を行っております。

▲▲(イベント・展示会・ホームページ等)を通じて貴社のご活躍を知り、ぜひ一度ご提案の機会をいただきたく、ご連絡いたしました。
弊社では、□□(自社の特徴・強み)を強みとし、多くの企業様から高い評価をいただいております。

詳細は弊社ホームページにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

https://●●●×××.com

 

ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度お話しさせていただけますと幸いです。
無理な売り込みは一切行いませんので、どうぞご安心ください。

 

敬具

 

※例文②<BtoC向け>

————

〇〇様

 

はじめまして。〇〇株式会社の△△と申します。

このたびは突然のご連絡、失礼いたします。

 

〇〇様にぜひご紹介したい、新サービス「□□」をご案内させていただきたく、メッセージをお送りしました。

「□□」は、▲▲(メリットや特徴)で、すでに多くのお客様にご好評いただいております。

 

詳しい内容は、こちらのページでご確認いただけます。よろしければご覧ください。

https://●●●×××.com

 

ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

その際に無理なご案内やしつこい勧誘は一切いたしません。ご安心ください。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

休眠客への例文

過去に取引があったものの、しばらく連絡が途絶えている休眠客には、以前の利用履歴に触れながら、再び関心を引き戻す挨拶文が効果的です。

唐突に売り込みをするのではなく、「以前ご縁のあった○○様へ」という温かいトーンで、自然な形で本文へ誘導することを心がけましょう。

 

※例文<BtoB向け>

————

 

〇〇株式会社

ご担当者様

 

拝啓 平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

長らくご無沙汰しております、〇〇株式会社の△△でございます。

 

このたび、□□(新サービスやリニューアル内容)をご用意いたしましたので、ぜひご案内したくご連絡させていただきました。

以前よりさらに、貴社の■■(業務効率化・コスト削減など)に貢献できる内容となっております。

 

ご興味をお持ちいただけましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

またお力になれる日を、心より楽しみにしております。

 

敬具

 

 

※例文②<BtoC向け>

————

〇〇様

 

こんにちは。〇〇株式会社の△△です。

 

このたび、以前よりさらにパワーアップした□□(商品・サービス)が新たに登場しましたので、〇〇様にもぜひご紹介させていただきたくご連絡しました。

 

以前ご利用いただいた皆さまにもご満足いただける内容となっておりますので、お時間がございましたらぜひ一度お目通しの程お願いいたします。

何かご質問などがありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

また〇〇様のお役に立てることを、楽しみにしております!

 

 

既存顧客への例文

既存顧客に向けたDMは、感謝の気持ちと特別感を表現することがポイントです。

普段の利用に対する感謝を伝えつつ、「あなたのためだけに」用意した特別な情報であることをしっかりとアピールすることで、既存顧客との信頼関係をより強固にすることができます。

 

※例文②<BtoB向け>

————

〇〇株式会社

ご担当者様

 

拝啓 いつも大変お世話になっております。

〇〇株式会社の△△です。

 

このたび、より一層ご満足いただける□□(商品・サービス)をご提供できる運びとなり、日頃のご愛顧に感謝の気持ちを込めてご案内申し上げます。

 

こちらのご案内が届いた方限定で、通常価格の【XX%割引】で初回のご提供が可能です。

ぜひ一度お問い合わせください。

 

今後も貴社のご期待にお応えできるよう、サービス向上に努めてまいります。

ご不明点やご要望などがございましたら、いつでもご相談ください。

 

引き続き、末永いお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

 

敬具

 

 

※例文②<BtoC向け>

————

 

〇〇様

 

いつも〇〇株式会社をご利用いただき、誠にありがとうございます。
担当の△△です。

 

日頃の感謝を込めて、〇〇様に向けた特別なご案内をお届けいたします。

このたび、□□(新商品・新サービス)をご用意しましたので、ぜひご覧いただければ幸いです!

これからも〇〇様に喜んでいただけるよう、より良いサービスを目指してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

ご不明な点やご要望などございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

 

 

季節別:DM初めて送る挨拶文の例文

季節ごとの挨拶文をDMに入れることで、DMへの親しみがぐっと強くなります。

BtoBであればフォーマルな挨拶文、BtoCであれば少しやわらかい表現を使用した挨拶文にすることで、DMへの親近感が増して反応率が高まります。

ぜひ、季節に合った挨拶文を追加して、トータルで効果的なDM送付を行いましょう。

 

こちらでは、コピペで使える時節柄の挨拶文をご紹介します。

 

春向けの例文

「春風が心地よい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。」

「草木が芽吹き、あたたかな陽気に心弾む季節となりました。」

「新たな門出を迎える春、暮らしに彩りを添えるアイテムをご紹介いたします。」

 

夏向けの例文

「青空がまぶしい季節となりました。皆さまに涼をお届けできればと存じます。」

「厳しい暑さが続きますが、体調など崩されていませんでしょうか。」

「夏本番を迎え、快適な毎日をサポートするアイテムをご用意いたしました。」

 

秋向けの例文

「秋風が心地よく感じられる季節となりました。」

「実りの秋を迎え、季節の移ろいを楽しめるご提案をお届けいたします。」

「朝夕は少しずつ冷え込んでまいりました。皆さまどうぞご自愛ください。」

 

冬向けの例文

「木枯らしが吹き、冬の訪れを感じる季節となりました。」

「年の瀬も押し迫り、何かと慌ただしい時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。」

「寒さ厳しい折、皆さまの心と体を温めるアイテムをお届けいたします。」

 

効果的な挨拶文を書くポイント

DMの挨拶文は、読み手の心を開き、自然に企画本文へとつなげる役割を担っています。

ただ形式に沿うだけでは、ターゲットにささる、読まれるDMにはなりません。

こちらでは、相手に響く挨拶文を作るために押さえるべき工夫を、順番に解説していきます。

こちらのポイントさえ気を付けていれば、挨拶文で失敗する可能性を限りなく低くすることが出来ますので、挨拶文を作成する前にしっかり頭に入れておきましょう。

 

読み手を引き込む表現

挨拶文では、冒頭で読み手の関心を引きつけることが大切です。

単なる定型文ではなく、相手の状況に寄り添った表現を取り入れましょう。

 

たとえば、「日頃より〇〇にご尽力されている皆様へ」など、相手を労う言葉を盛り込むと、自然と文章に引き込まれます。
また、こちらの伝えたいことを押し付けるのではなく、「お役に立てるかもしれない情報をお届けします」といったニュアンスで、読み手にメリットを感じてもらえる工夫もポイントです。

 

売り込みを避ける方法

挨拶文では、直接的な売り込み感を出さないように注意が必要です。特に新規の相手には、営業色の強い文面は警戒されやすくなり、成果が出にくくなります。

 

そのため、「ぜひご購入ください」や「今すぐご契約を」という表現は避け、「ご参考までに資料をお届けいたします」「ご興味をお持ちいただけましたら幸いです」といった、相手に選択肢を委ねる柔らかい表現を使うのが効果的になります。

受け手に安心感を与え、自然な流れでDMを読んでもらうことを目指しましょう。

 

季節感を出す言葉

時候の挨拶を取り入れることで、挨拶文に温かみと親しみが生まれます。

たとえば、春なら「陽春の候」、夏なら「盛夏の候」といった季語を使うと、フォーマルな印象を保ちながらも季節感を演出できます。

ただし、あまりに堅苦しい表現ばかりだと親しみに欠けるため、「桜が満開を迎え、心華やぐ季節となりました」など、やや柔らかい文章でまとめるのがおすすめです。季節の移ろいに触れつつ、読み手の日常にも自然に寄り添う表現を心がけましょう。

前述の例文も参考にしながら、季節を感じられるあいさつ文を作成してみてください。

 

追伸で効果を出す書き方

追伸は、読み手にもう一度興味を引き戻す大きなチャンスです。

本文で伝えたかったポイントを簡単にまとめたり、読み手への小さなメリットを強調したりするのが効果的です。

 

たとえば、

「追伸:今回の資料は〇〇業界で特にご好評をいただいております」

「追伸:ご不明点があればお気軽にお問い合わせください」

といった、負担をかけず、気軽に行動してもらえるような一文を追伸に添えましょう。

 

追伸のスペースは目に留まりやすいため、読み飛ばされた場合でも最後のひと押しができる貴重なパートです。この最後の一押しでDMの反応率が高まる可能性もありますので、スペースに余裕がある場合は追伸を追加することをおすすめします。

 

追伸に一言添える内容にも工夫を凝らしましょう。

たとえば、「押し売りは一切しません」とあえて明言することで、営業色を感じさせず、相手に安心感を持ってもらうことができます。

無理に購入を促さず、「まずはご覧ください」というスタンスを打ち出すことで、心理的ハードルをぐっと下げることができます。

 

一方で、「期間限定」や「在庫僅少」などの言葉を盛り込むと、希少性を演出でき、読み手の「今行動しなければ」という意欲を自然に引き出せます。

たとえば、

「追伸:今回ご紹介の商品は在庫が限られております。ご興味のある方はお早めにご検討ください」

といったメッセージは、ターゲットに行動をすぐ起こさせる効果へつながるでしょう。

 

さらに、近々登場する新商品について触れるのも、興味を引き続ける一つの方法です。

発売日や新商品の魅力を簡単に紹介しておくと、「次に何があるのか」と期待を持たせることができ、DMをきっかけに継続的な接点を作りやすくなります。

たとえば、「〇月〇日に新商品がリリースされますので、ぜひご期待ください」といった一文を添えることで、読み手のワクワク感を引き出すことができます。

 

追伸はただのオマケではなく、本文を補強し、読み手の心をもう一度動かすための大事なパーツです。読み手に自然と次のアクションを促せるよう、言葉選びや伝え方を意識して工夫していきましょう。

 

 

まとめ

DMの販促効果を最大限に高めるためには、挨拶文の工夫も欠かせません。

単なる礼儀や形式的な冒頭文では、受け手の心を動かすことはできず、どれほど優れた商品やサービスを紹介していても、読まれる前にゴミ箱行きになってしまうリスクがあります。

だからこそ、最初の数行に「相手にとって読む価値がある」と感じさせる力を持たせることが、DM成功のカギを握っています。

 

特に新規顧客に向けては、「安心感」や「信頼感」を与える表現が重要です。

休眠客には「以前のご縁」を大切にした温かみのある言葉を、既存顧客には「感謝」と「特別感」を伝える表現を意識しましょう。

ターゲットや状況に応じた挨拶文を使い分けることで、読み手に寄り添い、自然と本文へ誘導する流れを作ることができます。

また、時候の挨拶を取り入れた季節感ある文章や、売り込み感を抑えた柔らかなトーンも、DMの反応率アップに非常に効果的です。

 

今回紹介した例文やコツを活用しながら、相手に「読んでよかった」と思ってもらえる挨拶文作りにぜひ挑戦してみてください。心のこもった一通のDMが、新たなご縁やビジネスチャンスにつながるはずです。

 

 

ぜひ一度、過去の事例をご覧いただき、DM制作に関するお悩みをエフエムディービーへご相談ください。貴社の目的に合わせた最適なDMをご提案いたします。

 

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